河原 秀夫
HIDEO KAWAHARA

teacher_main_w-bass_河原秀夫

1953年生まれ。青山学院大学卒業後、バークリー音楽院に留学。

帰国後は、岸田恵士、植松孝夫、小宅珠実などとバンドを中心に活動し、1981年と82年には、ヘレン・メリルの日本ツアーに参加。

1983年から85年にはニューヨークに渡り、ジュリアード音楽院のホーマー・ミンチ氏に師事してクラシックを学びながら、ジュニア・クック、ウディ・ショウ、クリフォード・ジョーダン、マイク・スターンなどのバンドに参加。

1984年夏には、ウディ・ショウのバンドでビレッジ・バンガードやジャズ・モービルに出演。

帰国後は、益田幹夫や中村誠一のバンドを中心に活動し、スティーブ・グロスマンやチコ・フリーマン、ジョージ・ケイブルス、ソニー・フォーチュンといった人たちのツアーにも参加。

現在は、自分のバンド「ペンタグラム」の他、数多くのセッションに参加している。

指導のポイント

ウッドベースは決して簡単な楽器ではありませんが、それだけにやりがいがあり、だんだん弾きこなせれば、すごく楽しくなってくる楽器です。
やはり、楽しく弾けるようになるには基礎がとても大切で、僕のレッスンは、本人が特に希望しない場合を除いては、弓を使って行います。そして、楽器を少しずつ弾きこなせてくるのと並行して、ジャズのピッチカート奏法を学び、いろいろな曲のコード進行の理解、ベースラインの組み立て方などを学んでいきます。
でも、まあ、あまり型にはめずに、その個人個人にあったレッスンというものを行いたいと思います。

・ビギナー

まず、しっかりとした楽器のかまえ方、正確なフィンガリング、及び弓の持ち方を学びます。弓を使うことが、一つ一つの音をはっきりと、正確な音程で出すと言うことにとても有効であると思います。この、最初に楽器を正確に無理なく弾くことを学ばずに、自己流の弾き方をする人は、ある程度から進歩が難しくなるので、この最初の基礎がとても大切だと思います

・ミドル

だいぶ楽器に慣れてきたら、クラシックの練習と並行して。ピッチカート奏法を学び、ベースラインや曲のコード進行を理解して、実際にいろいろな曲を弾いてみます。

・アドバンス

より高度なテクニックをつけ、さまざまな曲のコード進行やスケールを理解し、ベースソロにもチャレンジします。
また、希望者には、クラシックのいろいろな曲にも挑んでもらいます。ベースという楽器は、メロディーをうたうという機会が少ないので、こういった曲を自分で弾くということは、メロディーをいかにうたうかということを学ぶのにとても有効で、より深い音楽への理解にもつながると思います。